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すなおの戯言とかが書かれてる場所だと思う。フリスクバリムシャァ


TECSUN PL-660 を買ってみました

SDR受信機でSSBもCWも聞けるようになりましたが、やっぱり受信の度にPCを起動するのは面倒だし
場所を取る!という事で結局、SSBの聞ける中華ラジオを買ってしまいました。


TECSUNのPL-660。これひとつで 100~29999kHz、76~108MHz、118~137MHz を聞く事ができます。

DEGENのDE1103やSONYのICF-SW7600GRも迷ったのですが、
 ・DE1103はUSB/LSBの切り替えができない、BFOがダイヤル式ではなくボタンで調節するタイプ
 ・ICF-SW7600GRはSメーターがついていない
という点で個人的に微妙だったので、PL-660を選ぶ事にしました。


中波、短波、FM放送以外に長波やエアバンドも聞けます。あまりエアバンドは聞かないのであっても
なくてもどちらでもかまわないかなという感じですが、多くのバンドが聞けるのは良いですね。


内部発振や fズレがあるという話をちょくちょく耳にしますが、特に内部発振らしきものは見つかって
いません。fズレもSSBで受信したときに少しBFOダイヤルを回さないといけない程度のズレがあり
ますが、BFOダイヤルをちょっとずらした状態でチューニングダイヤルを回せば良いだけの話なので
そこまで困るほどズレている訳ではないです。
個体差はあると思うのでハズレもあるかもしれませんが…


感度に関してはこんなものなのかなぁといった感じです。SDR受信機と比べればかなり高い感度が
ありますが、ハンディ受信機のAX400と比べると若干感度が良いかな?程度の印象でした。よく
ホームセンターで売られている安物の短波ラジオよりは抜群の受信感度があります。
(いずれも外部アンテナ使用時)


バッテリーは単三のNi-MHバッテリーを使用し、ACアダプタで充電しながら聞く事もできます。
普通の単三アルカリ電池も使用できますが、その場合はバッテリーの設定を変更しないといけない
みたいです(電源OFF時にMEMORY長押しで切り替え)。
付属で中華なNi-MHバッテリーが4本ついてきますが、容量がたったの1000mA/hしかないのでもう少し
大容量のバッテリーに変えたほうが良いかもしれません。
(追記 2000mA/hあるNi-MHバッテリーに交換したところ、駆動時間が大幅に増えましたが、本体
での充電が中途半端にしか行われないようです。きちんと充電を行うためには専用の充電器を用意
したほうが良いと思います。)


PL-660には同期検波機能なるものがついています…要するにキャリア(搬送波)と局発の位相を同期
させ、USBまたはLSBの信号にして混信を取り除くというものなのですが、これがなかなか面白いです。
本当に混信が低減されているのかどうかちょっと怪しい時もありますが、少なくとも同調はぴっちりと
合わせてくれるので、最良のチューニングで聞く事ができるようになります。
チューニングダイヤルを1~2kHzずらしてもしっかり追いかけてくれます。フェージングの激しい放送だと
同期が外れる事も多々ありますが…

ちなみに最初からキャリアの存在しないSSBなどの電波には全く使い物になりません。電波形式がA3Eの
放送に対してのみ有効な機能です。


あとは細かい部分で…受信中も常に時計が表示されていますが、これが意外と便利です。
タイマー(目覚まし?)機能については…使っていないのでよくわかりません…w

音質(内臓スピーカー)は、まぁポータブルラジオならこんなものかな、ぐらいです。
悪くはないと思います。音声も聞き取りやすい。
FM放送の音質はかなり良い感じです。PHONE端子からヘッドホンやイヤホン、アンプ等に接続すれば、
カーステレオのFMラジオ並みにHi-Fiな音が出せます。
AMや短波はあまり聴かないけど、ステレオFMを受信できて高音質なラジオが欲しいって人にも最適
なのではないでしょうか。


混変調や混信、ノイズフロアについてですが…
外部アンテナを使用しても特に目立った混変調は聞こえてきません。
混信…というよりセパレーションと書くべきでしょうか、これも良好だと思います。気になる場合は
フィルターの幅を狭くするスイッチである程度解決できます。CWを受信する場合はフィルターを狭く
しても他の局が被ってくる事があります(普通のSSBなので仕方ないです)。そこは自分の耳でなんとか
判別してあげるしかないです。
ノイズフロアに関しても良好です。特定のバンドで高くなる事がありますが、他の受信機でも
同じなのでアンテナや周囲の環境が影響していると思います。


個人的に残念だなぁと思ったところは次の通り。

 ・中波、長波は外部アンテナが使用できない
中波は他にも受信機があるので良いのですが、これで本格的な長波受信は厳しそうです。

 ・外部アンテナのジャックが外れやすい
普通の3.5φのオーディオジャックなのですぐ外れます。BNCは無理かもだけど、せめてSMAか何かに
したいなぁ…

 ・バックライト常時ONができない
ボタンやチューニングダイヤルの操作でバックライトがONになるのですが、時間がたつと自動的に
消えてしまいます。暗いところで時刻や周波数やSメーターを確認しながら聞くのにはかなり不便
です。LIGHTキーを押せば(一時的に)バックライト点灯のみをさせる事もできますが、暗くてボタンの
位置もわかりにくいので常時OFF、タイマーOFF以外に常時ONの設定も加えて欲しかったです。

 ・AGCが弱い
通常のAM放送局や強く入感している局を聞く場合は問題ないのですが、AGCの動作に癖があるのか
微弱に入感している局(特にSSB)を受信した時にかかり具合が弱く、フルボリュームでも音量が
足りない感じです。別にノイズに埋もれて聞こえにくいとかではなくきちんと了解はできるのですが
大きな音が出せない、そんな感じ。

 ・長波なら長波、中波なら中波、短波なら短波の範囲でチューニングがループする
言葉だとわかりにくいですが、せっかく受信可能周波数が100~29999kHzまで繋がっているのに、
例えば中波を受信中なら1710kHzから1711kHzに移ろうとすると、1711kHzではなく520kHzまで戻されて
しまうんですね。短波から中波、長波から中波、中波から長波も同様で、もし違うバンドに移ろうと
思った時は、いちいち本体のボタンを押してバンドを切り替えないといけないっぽいです。
ちょっと、めんどくさいですね…w



…とまぁ、このくらいですかね。いくつか欠点もありますが、全体的に見ればかなり出来の良い
ラジオだと思います。本格的な固定受信機に比べれば劣っているのは当然かもしれませんが、
ちょっとしたBCLやアマチュア帯をワッチ・モニターする程度であれば十分なレベルです。

粗悪な、いかにも中華製品らしい印象は特に受けませんでした(ガワの見た目だけですが…w)。

しばらくはこいつで短波帯を楽しもうと思っています。


…そんな感じで。 アデュー


2013/11/13(水)14:33:35  無線  コメント(3) 


この記事へのコメント

kenz_typeR - 2014/03/01(土)00:33:38

はじめまして。通りすがりです。うちのPL-660はチューニングノブを回すとカサカサした感じがあったのですが、ノブを外してよく見ると形成時のバリみたいなものが、ラジオ本体に向かってちょっとだけ伸びている・・・。元々そう言う形がしているのかもしれませんが。
これをヤスリで慎重に削り落としたところ、非常に快適なチューニングが出来るようになりました。

感度はもう一歩的な感もありますが、そのうちアンテナカップラー作ってやろうかなと。RF-2200用のカップラーがどこかに眠っているはずなので、それをつなごうかなとも思いますが。

まぁ、お値段考えるとよく出来た製品かと。他の中華製もこのくらいの品質は維持してればなと思う今日このごろです。(秋月で1000円ちょいで買った中華製デジタルマルチメーターは、国産品と遜色ない出来で大満足していますが。Trのhfeや容量も測れたり。)

すなお - 2014/03/03(月)06:37:44

> kenz_typeR さん
まれにちゃんとバリ取りのできてない個体もあるようですね…その辺りは流石はチャイニーズクオリティといった感じでしょうか…w

アンテナカップラーを繋ぐとまた変わるかもしれないですね。
自分もアンテナチューナーでも作ろうかなと思ったのですがまだ実行していません…

この価格でこれだけ聞けるのならばとても満足できますよね。国産のラジオがほぼ消えつつあるのは少し悲しいですが…

sgsfif7o - 2015/08/26(水)06:30:29

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東風谷早苗信者の変態。
最近は何か作ってたりしてます。
完成は非常に遅い。





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